NEC<6701>は17日、フジテレビジョンの「お台場冒険王ファイナル」で、顔認識技術を用いて顧客の性別や年齢層に合わせた広告を電子ディスプレイに配信し、広告を見た人が関心を示したかという広告価値測定も行う「デジタルサイネージソリューション」を稼動すると発表した。顔認識技術を用いた広告配信・広告価値測定システムの実運用は、国内初であるという。
7月19日から8月31日まで開催される「お台場冒険王ファイナル」のアトラクション「ゲゲゲの鬼太郎妖怪ツアーズ」にあるNEC体験コーナー「目玉おやじの『おい鬼太郎!わしには見えるのじゃ』」内に、顔認識機能付きカメラを併設した電子ディスプレイが設置される。ディスプレイの前に立った来場者の性別や年齢層をカメラ映像から自動的に判別し、用意された15種の広告から来場者の属性に合わせたものをディスプレイに配信する。
同時に、来場者が自身のFeliCa対応携帯電話を読み取り機にかざすと、各人に合わせた電子クーポンが配信される。来場者がそのクーポンを利用してアトラクション内の店舗で商品を購入すると、抽選に参加できる特典が得られる仕組みになっている。
クーポン利用状況をシステム上で確認し、来場者の属性別に、どのような広告に関心が集まったかを分析できる。分析結果から、ターゲットを絞った広告配信と効果的な広告効果実現が可能であるという。